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2007年02月01日(木)[上野亭二泊目]

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格安南極ツアーを探すため、旅行代理店をめぐり、セントロをぐるぐる歩く。
が、目当ての3,000ドルの7日出発分は、満員のためキャンセル待ち。
一日遅かった!
11日出発分は3,660ドルと高すぎ。
3,000ドルのツアーがとれないじゃん!
ピンチ!

ネットカフェを根城にレンタカー会社をアタック。
明日は、車を借りてキャンプへ行こう!
晩飯はハンバーグ。
深夜までヨウ君のコレクションからDVD『サトラレ』を観る。

ワインを一本。
たぶん、ビールも一本。

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2007年02月02日(金)[上野亭三泊目(国立公園でキャンプ)]

お弁当を作ってレンタカーを拾って、砂利道街道ルートJを南下。
少々寒いが、気持ちよし。

林の中を駆け抜け、超有名な、…でもないけど、強風に負けて斜めに生えた木に到着。
写真を撮りまくり、くぼ地で弁当を広げる。
三脚が風に煽られて倒れ、カメラが壊れる。
ビニールテープで応急処置。
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ティエラ・デル・フエゴ国立公園の静かな川の畔でキャンプ。
ロモ(背肉、骨付き)のアサード(焼肉)が一番美味い。
ニンニクタレが重要だ。
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ここはウサギの王国。

ワインを一本。

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2007年02月03日(土)[上野亭四泊目]

昨夜から煮込んだ朝飯の鶏肉スープが美味い。
鶏の骨で鳥を餌付けして遊ぶ。
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午後、上野亭に戻り、レンタカーを返してセントロでネット。
高くて嫌だが3,600ドルの南極ツアーの申し込みをする。
やすやす夫婦ほかFuji旅館組みが到着到着。
上野亭は激混み。
晩飯はチキンカレー。
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ワインを一本。

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2007年02月04日(日)[上野亭五泊目]

義裕は二週間分のNHKの執筆と日記。
酒を飲んだり飯を食ったりお喋りしたりと忙しない憩いの場で、原稿執筆は集中できなくてたいへんだ。
けど部屋では寂しい。

夜、リナちゃん監修、アポロ助手、義裕ややお手伝いでハヤシライス風ビーフシチュー。

久しぶりにデヴィルススティックの練習をする。

夜、韓国人のジェイソンとヨウ君の将棋対決。
ジェイソンは初心者とは思えないほど、師匠のヨウ君が負けそうだった。
引き続きジェイソンに麻雀を教える。
ジェイソンは感心するほど頭がいい。

祐子は、ヨウ君コレクションのDVDから『天体観測』をずぅーっと観る。

ワインを一本。

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2007年02月05日(月)[上野亭六泊目]

アポロが朝から翌晩のシチューの仕込みを始める。
朝食は雑炊。
昼食はスパゲティ麺のうどん。

午後、肌寒い雨の中セントロへ迷いながら歩く。
洗濯ものを出し、旅行代理店へ。
なぜか南極ツアーのバウチャーを受け取れず。

ウシュアイアの住宅は、雪のためか三角屋根が地面まで届くデザインが多い。
小さい家は、巨大な犬小屋に見える。

豪華客船組みが戻ってくる。
宿は連日超満員。

夜、鶏の唐揚とリナちゃんの炒飯。
ダイスケ君がイスラエル人から教わったというトランプゲーム“ヤム”をヒデ君から教わる。
朝4時ごろまで“ヤム”大会。
単純で面白いじゃん。
祐子はアクセサリー作りに勤しむ。
Jabooアクセサリ作品集→

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2007年02月06日(火)[上野亭七泊目]

祐子、朝からアクセサリー作りに励む。
頑張れ祐子!
ミナちゃんの在庫はすごい量だぞ!

昨日から写真データをHDへコピー。
ものすごく手間がかかる。

韓国人のジェイソンがNHKを観ながら、「これ何ですか?」
落語だよ。
「落語と漫談はどう違うの?」
説明に手間がかかった。

晩飯は、アポロが二日がかりで煮込んだビーフシチューとステーキ。
深夜12時、義裕の誕生日。
蝋燭に火を灯しケーキをいただく。
42歳の夜。

ワインを一本。

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2007年02月07日(水)[上野亭八泊目]

早朝、雨の中、りなちゃんとノブ君(おふたりから誕生プレゼントをいただきました。ありがとう)が旅立つ。
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朝食兼昼食は、スパゲティナポリタン。
かよちゃんたち、南極組が帰ってくる。

ミナちゃんから、お手製のお手玉を貰う。
久しぶりに練習ができて嬉しい。
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自転車のノブ君が到着するが、上野亭が満室のため泊まれず。
ステーキをご馳走できず残念だ。

セントロまで散歩してネット、買い物、銀行、旅行代理店。
南極ツアーで支払った“三井住友カード”が使えないと言われた。
なぜだ?
ネットで問い合わす。

晩飯は昨夜のジェイソンを真似て、サムゲタン(鶏肉の丸々煮込み)。
米がよく炊けなかったのを反省。

深夜までトランプ“ナポレオン”。
義裕は意外に強い。

ワインを一本。
そしてアポロのワインも半分ほど。

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2007年02月08日(木)[上野亭九泊目]

朝食兼昼食は、スパゲティカルボナーラ。

午後、セントロへお出かけ。
旅行代理店。
ネット。
祐子は記念スタンプを探して歩き回る。

今日、間違って買った高級ロモ肉(1kg・700円)が最高に美味い。
明日、限界まで食べたい。
昨夜の晩飯のサムゲタンがいつまでも残る。
ピーマンが失敗かな?

今晩も欠かさずワインを一本。
深夜までトランプ。

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2007年02月09日(日)[上野亭十泊目]

ライダーの安藤君が上野亭に移動してくる。
自転車のノブ君が上野亭に移動してくる。

今朝は青空。
ドライブのチャンス!
レンタカーを借りて、本当の世界最南端へルータ(街道)Jを走る。
道の果てで、記念にデビルススティックとジャグリングをしてビデオ撮影。

肉を3キロ買って、食べ放題。
が、食い切れない。
欲望に身体がついてこない。
残念だ。
それでもワインを一本。
深夜までトランプ。

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2007年02月10日(月)[上野亭十一泊目]

安藤君がブエノスアイレスへ走り去る。
レンタカーを返却して、ネットして散歩して宿へ。
今日はいい天気だ。
暑い。

昨夜の肉と親子丼。

今晩は、ワインを二本。
タビフーフのよし君、ヒデ君、ダイスケ君と麻雀少々。
やや勝ちで一安心。

タビフーフのエミちゃんの家は、僕らの家の近所だ。
大げさに言うと徒歩50メートル。
世界は狭いのだ。

アポロが旅立つ。
徹夜して早朝のお見送り。
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2007年02月11日(日) [88万円南極ツアー一泊目]

【代金】さて今日から一人44万円(ふたりで88万円)の南極ツアーだ!
船酔いが怖い。

【準備】旅行代理店“ウシュアイア ツーリスモ”で、南極上陸用の長靴、厚手のジャンバーとズボンを借りる。
ズボンを借りてよかった。やがてペンギンのうんこに塗れてく。
メールをチェックして、ワインを二本買いこんで桟橋へ歩く。
荷物が重くて辛い。

【出航】“Usyuaia号”に乗り組み船内をうろつき、Koichi君の酔い止め薬を飲んで転寝してたら、いつの間にか出発してた。

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【不満】僕らの部屋は最下層で、Koichi君の部屋より狭くて居住性悪し。窓も無い。

晩飯はラビオリ。
少なすぎ。
【空腹】結局、最後まで食事は少なかった。

船の中でWi-Fiの電波を拾うが、接続できず。
南極の映画を観て、さっさと寝る。
とにかく眠い。
眠すぎる。

【疑問】ところで夜の9時半ごろにはもう暗いんだが、極地に向かっているのになぜだろう?逆に日没が伸びるんじゃないのか。

【心配】荒れることで有名な恐怖のドレーク海峡に突入するため、深夜1時半ごろから船は揺れるらしい。怖い。

2007年02月12日(月) [88万円南極ツアー二泊目]

【安堵】ドレーク海峡が穏やかで嬉しい。
【用心】義裕は午後から寝て過ごす。
船酔いの良薬は寝ることに尽きると思う。

d04.gifボストンから来た変な顔したイザベラがワインをくれる。

それにしてもドレーク海峡に沈む夕焼けが美しい。

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【雑学】因みにドレークとは、スペインの船を奪って世界周航(イギリス人初)をした人で、無敵艦隊が攻めて来たときのイギリス側の副提督だ。

2007年02月13日(火) [88万円南極ツアー三泊目]

魔のドレーク海峡通過中!
波、幸いにも穏やかなり。
航路順調夫婦円満。

義裕は、i-podを聴きながら昼寝。
祐子は、南極で投函する絵葉書を書く。

b01.gif【感動】流氷発見。
あー、これが流氷か!

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2007年02月14日(水) [88万円南極ツアー四泊目]

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早朝5時から、艦橋に立てこもり流氷を眺めて過ごす。
沈黙の流氷ってーのは、威圧感があるのよ!
こりゃ激突すれば、船が負けるに決まってんじゃん。

b01.gifPaulet Island(南緯63度35分・西経55度47分)に初上陸する。
【印象】名づけて“うんこ島”。
臭い。
骨だらけで不気味だ。
南極海の水に触れてみると、やはり冷たい。

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【偉業】これで僕らは、北極海と南極海の水にタッチしたのである!
あー、遠かった。

そして、いよいよ南極大陸本島に上陸。
Antarctic Peninsula(南極半島)のEsperanza Bay(エスペランサ湾)で、アルゼンチン基地を見学。
【距離】ここはブエノスアイレスから3,290キロ、ウシュアイアから1,329キロ離れているのだ。
島は一面、砂利だらけ。
【疑問】どうして砂利はできるのだ?
墓あり、ミュージアムあり、DirecTVのパラボラアンテナあり。
葉書を投函。

【処方】酔い止めの薬を飲まないで過ごす。

【注意】靴とズボンをよく洗わないと、乾いてから強烈に臭い。だけど祐子は鼻が鈍感なので平気だ。

2007年02月15日(木) [88万円南極ツアー五泊目]

7時、朝食。
天気上々。
青空に薄く白い雲。
手袋を脱いで、素手でも平気。
海水、茶濁。
透明度ゼロ。

b02.gifSouth Shetland Islands(南シェトランド諸島)のLivingston Island(リビング島)のHannah point(ハンナポイント、南緯62度39分・西経60度37分)に上陸。
ジェンツーペンギンのルッカリー(巣)多し。

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ペンギンはそれぞれ個性があり、興味深い。
アザラシのハーレムを見ても、誰が王様かわからず。

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d02.gif【発見】化石豊富。
糞、骨、砂、泥、羽。
ペンギンの写真が撮り放題で嬉しいが、換羽の時期なのであまり美しくない。
【震撼】時折、遠くで氷河が崩落する轟音が響き、ハッとさせられる。

午後、Deception IslandのWhalers Bay(南緯62度59分・西経60度34分、ネプチューンズ・ベロウの幅550メートルの入り口を通過するのが大変らしい)に上陸し、捨て去られた廃墟を散策する。

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b04.gif【水泳】極寒の南極海を泳ぐ。

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海の水は冷たいが、痺れはしないな。眠くもならない。
【入浴】浜辺をスコップで掘っただけの温泉。浅いが極楽。
砂の堤防が崩れると海水が入ってくるが、そんなに気にならない。

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【自信】これでどこの海でも泳げるぞ!

b02.gif【捕食】シャチの潮吹き。
シャチの大群。
水面を飛ぶペンギン。
追うシャチ。
逃げるペンギン。
ゆっくりと背中を見せる鯨。
鯨の尾。
哀れ食べられたペンギン。
僕らの喚声。

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持ち込んだ安ワインで、コーイチロー隊員と乾杯。

2007年02月16日(金) [88万円南極ツアー六泊目]

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b01.gifNeko Harbor(南緯64度50分・西経62度33分)に上陸。
抜群に快晴。
雲、ほとんどなし。
暑い。

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鼻髭親父はTシャツ姿。

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d01.gif雪山を登る。
ペンギン、走り回って可愛い。
子供ペンギンが、餌をねだって親を追いかける。
必死に逃げる親。
親より大きい子供。
基本的に追いついても体当たりするだけ。

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b02.gif【撮影】デビルススティックと三つ球をしてビデオ撮影。

【充電】カメラの電池切れ(一日最低二回の充電が必要だ)。

午後、南極半島の自然港Paradise Bay(南緯64度49分・西経62度51分)。
再び南極本島上陸。

ゾディアック(エンジン付きゴムボート)で、海上散策。
雪崩。
迫力。

d02.gifKoichi君と蒼い苔と柔らかい土に覆われた岩山を登って叱られる。
【疑問】苔がやがて土になるのだろうか?

雲が低い。
流氷で寝そべるあざらし。

艦橋から、夕焼けに染まる氷河を眺める。
このクルーズの最南、南緯66度に到達。
恐ろしく静かだ。
穴の開いた奇岩。
厳しく寒い。
【真実】南緯66度33分から南極圏。

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ハードディスクの空きがないので、“2005年5月”をハードディスクDへ移動(後日、“6月”も移動する)。

2007年02月17日(土) [88万円南極ツアー七泊目]

午前中、Lemaire Channelを通過。
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Port Lockroy(南緯64度49分・西経63度30分)のイギリス基地と隣のJougla Pointに上陸。
ここも臭い。
【道理】誰も掃除をしないから当然なんだけど。
鯨の骨。
欲しい。
土、泥。
【疑問】糞がやがて土になるのだろうか?
出産の遅れた雛。
【残酷】移動できないのでまもなく死ぬらしい。
【賞賛】水中から氷河に飛び乗るペンギンの演技が素晴らしい。

昼飯は、アサード(アルゼンチンが得意のバーベキュー)だが少ないのが不満だ。

【勧誘】イギリス人のIAN(元高校教師)が
「ぜひイギリスに来て、我が家に泊まれ!」
家に誘ってくれた。

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陽に焼けた。
だんだん薄着になる。
手袋をしない。
どこもかしこもジェンツーペンギン。
【希望】他の動物がみたい。例えばキリンとか…。
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ゾディアック(エンジン付きゴムボート)で、巨大流氷のまわりを散策。
崩れる氷河。
巻き起こる波。
氷河で寝そべるあざらし。
水上を飛ぶペンギン。
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Cuvervill Island(南緯64度41分・西経62度38分)に上陸するまえから臭い。
ペンギンだらけ。
【競争】親を追う子供ペンギン。
必死で逃げる親ペンギン。

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水面を飛ぶペンギンを撮影したいが、バッテリー切れで撮影できず。
非常に悔いが残る。

【人々】無口なスイス人が、ブランデーを飲んで妙に陽気だぞ。
Koichi君とワインで乾杯。

2007年02月18日(日) [88万円南極ツアー八泊目]

朝食後、ザトウ鯨(Humpback Whale)が船に来襲。

Harf Moon Island(南緯62度36分・西経59度55分)上陸。
やや船酔い?
【供養】あちこちに散らばるペンギンの死体。
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このツアー最後の上陸、Aicho IslandsのBarrientos Island。
空一面の白い雲。
わずかに風。
ちょいと雪。
寒い。

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【捕食】両脇を傷ついたペンギンと、それを生きたまま食らおうとちょっかいを出す鳥(Southern Giant Petrel、ミズナギドリ)。

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波打ち際のペンギン。
親を追う子供ペンギン。
逃げる親。
転ぶ子。
寝そべるあざらし。

最後の南極は、静かで厳かである。
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コーイチロー隊員、イアンとワインで乾杯。

2007年02月19日(月) [88万円南極ツアー九泊目]

魔のドレーク海峡を通過中。
揺れてきました。
【希望】海が穏やかでありますように!

b01.gif義裕は朝食後、大事をとって昼寝。
昼食後、昼寝。
晩飯食って就寝。

【人々】だんだん食事をする人数が減ってきた。
船酔いしてるに違いない。

d01.gifニュージーランドから来たニュージー君が、ベッドに女の子を連れ込んでしまい、同室のKoichi君が部屋に戻れず。
【捜索】連れ込まれた娘は誰だ?
【犯人】強烈にお尻の大きい娘だった。あれかっ!

祐子は、DVD『シュレック2』を観て、ドイツ人夫婦からワインを頂戴して歓談。

【将来】シンガポールに行ったら、SONYの盛田氏に会ったことがあるという謎の人物Mr.KOHの家へ行こう。
イギリスでは、元高校教師のイアンの家を訪ねるのだ。

2007年02月20日(火) [88万円南極ツアー十泊目]

d03.gif船の揺れ甚だしく、朝食抜き。
義裕は、読書少々と昼寝たっぷり。

祐子は、折り紙の折り方(鯨とオットセイ)を船長へ伝授。

昼食時、まだ揺れ止まず。
午後、義裕は昼寝。

ビーグル水道に入ってから船の揺れが収まり、バーで寛ぐ午後のひと時。
ドルフィンたちが船の際で泳ぎ、最後の撮影。
【祝儀】チップは、食事に不満があったのでふたりで100ドル。

夜、皆がドレスアップするが僕らは変わらずTシャツ。
ドイツ人からワインをご馳走になる最後の夜。

【次回】いつの日か、タスマニアから南極のロス海を目指そう。そしてニュージーランドへ渡るのだ。

2007年02月21日(水)[上野亭十二泊目]

朝飯食って、下船。
メールチェックしたら、「好きだ」「会いたい」「待ってたのに…」と550件。
大量のジャンク。

仕事が二件(一件は、間に合わずキャンセル)。
宿へ帰り、またセントロへ出てネット。

自転車のベッショ君と再会。
春からDビッグ社で働くヒロ君に乾杯。
“プロジェクト宿宿”が始動しているらしい。
楽しみだ。
僕らの老後を託したい。

ワイン一本。

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2007年02月22日(木)[上野亭十三泊目]

午後からネットカフェに籠もって、イースター島の飛行機の予約。
なかなか安く買えず、悩む悩む。
滅多に飛行機を利用しないので、慣れないのだ。
乗り継ぎを変更したら、740ドルから580ドルへ安くできた。
祐子Good Job!

明日、世界の最南端へ行こうってんで、ボートの手配。

とにかく疲れた一日だった。

昔、読んだことがあるが、石川恭三『心に残る患者の話』を読んで涙ぐむ。
中野不二男『「からくり」の話』を読み始める。
面白い。

規則正しくワインを一本。

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2007年02月23日(金)[上野亭十四泊目]

9時。
代理店で指定されたボート会社に参上するも閉まってるじゃん。
待てど暮らせど、誰も来ない。
冷や汗たらたら。
実は事務所が引越してたとは、久しぶりにラテンを味会う。

小さなボートに乗って30分、チリに入国。
Isla Navarino(ナバリノ島)のPuerto Williams(マゼランがウィリアムスさんをここの所長にしたからついた名だ!これは左遷か?)から、世界の最南端を目指してタクシーを跳ばす。

穏やかなビーグル水道と対岸に広がるアルゼンチンの険しい山々。
放牧された牛、乾いた倒木、砂浜が続き、小島が浮かび、鳥が羽ばたく。
いいところだ。

正真正銘の世界の最南端Puerto Toro(15家族だけが住むらしい)への道路はなく、歩けと言われ泣く泣く諦める。
というわけで、世界の最南端は、ここPuerto Eugeniaに決定!

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晩飯を食ったレストラン“PATAGONIA”の壁に朝日新聞が貼ってあり驚く。

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キャンプサイトには誰もいない。
静かだ。
タクシーの運転手が、
「毎週金曜日は、夜から映画をやるよ」
って言ってたけど、こんなとこに人が来るんか?
白いビニール製の幕が、風に揺れていた。

デビルススティックとお手玉をビデオ撮影。

小川のせせらぎを子守唄にさっさと寝たら、深夜10時ごろから人が集まりだし映画が始まる。
ボリューム満開!
ウルサイじゃん!
映画館の真ん中でテントを張っている気分だ。
酔っ払った若い男女の嬌声が飛び交う。
これが村で唯一の娯楽なのかもしれない。

朝方、冷える。
テントに犬がおしっこ二発。

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2007年02月24日(土)[上野亭十五泊目]

テントを撤収し、昨夜予約したタクシーを待つが来ない。
どうして?
しかたがない、歩いてセントロへ。
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港まで車で一時間、ボートに乗って20分、
再び、アルゼンチンに入国。
ネットカフェへ寄ってから宿へ帰り、義裕は猛烈に仕事。
祐子はネット三昧。
久しぶりの風呂が極楽である。
鶏の唐揚はいつ食べても旨い。

そして今日もワイン一本。

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2007年02月25日(日)[上野亭十六泊目]

義裕、朝から真面目に仕事に邁進。

午後、洒落た(店内写しまくる観光客が多い)いつものネットカフェへ。
ラフ9点分をFTP送信すると、送信速度が遅くて遅くてやがて夜。

citibankに不明の入金54万円。
投信の利益だろうか?不明?電話しなきゃ。確認しなきゃ。

一ドル120円なので、citibankのドルを円預金して144万円なり。

晩飯は得意のニンニクだれのステーキ(好きなロモ、近頃評判のアンゴスト)。
祐子は洗濯。

“プロジェクト宿宿”の宿名を考える。
いい案は浮かばず。
“旅天”ってどうかな?

やはり今日もワイン一本。

明後日、ここを出発して、ブエノスアイレスを目指すのだ!
寒くて気分が萎える。

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2007年02月26日(月)[上野亭十七泊目]

雨。
ほぼ一日雨。
日記の整理。

一階のキッチンから強烈な臭いが走って昇ってきたけど、大丈夫か?
腐ってないか?それっ!
酸っぱいぞ!

ネットカフェでHPを更新。
やすやす夫婦が風邪をひいたまま、旅立つ。

韓国語で、チュギダ(本来は“殺す”という意味だが、かっこいいの意)

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2007年02月27日(火)[Ushuaia→San Sebastian]

上野亭のイツコさんから、
「来年の冬、管理人を頼もうかしら…」
どうしようか祐子。
これまた前向きに考えたい。
なんにしろ来月、ブエノスアイレスのご自宅でのアサード(バーベキュー)に招かれ嬉しい。

10時、おにぎり持参でブエノスアイレスを目指して走り出す。
※この時点ではブエノスアイレスが目標だったのに…。
お天気上々。
が、気温は低く、風やや強し。

ガソリンスタンドでポケットに手を突っ込むと、上野亭のガレージの鍵があるじゃん。
たいへんな事をしてしまった。
もう戻れない。

Rio Grandeのガソリンスタンドで、無料のインターネットWi-Fi発見。
素晴らしいぞアルゼンチン!
喜び勇んでメールチェックをしてみれば、仕事が入ってた。
ありがたいもんだわお仕事。
働け義裕!
冷たい雨が降り出す。

イミグレの待合室のベンチでMacをひろげて猛烈に仕事。
ガス台を使っていいもんかよくわからないけど、勝手に使ってスパゲティうどんと餅を食う。
ベンチで寝て、宿代が浮き嬉しい。

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本日の走行距離184.9mile(295.8km)/総走行距離29,535mile(47,256km)

上野邸(上野大学/上野山荘)の情報はココ→

2007年02月28日(水) [San Sebastian→Esperanza]

まだ陽も明けぬ6時に起床。
月明かりの身支度。
イミグレで出国の手配を済ませ、薄暗い砂利道をそろりそろりと走り出す。
昇り始めた朝陽がバックミラーに反射して眩しい。
昨夜の雨が土を固めたのか思いのほか走りやすく、往路4時間半を2時間に短縮できた。
ときおり強い雨。
寒くて震える。

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道路整備の車両が土を曳き流していたが、その柔らかい土は甚だしく走りにくい。
迷惑だよ道路整備。

複雑な国境。チリへ抜けアルゼンチンに再入国。

Rio Gallegosで左へ曲がれば、コメさんの待つカラファテ。
5月からお世話になるFuji旅館。
まだ300キロもあるし、雨もチラホラ降っている。
ちょいと寄って行こうかと、思案に暮れる。
電話すると、満室なのでテント泊になると言われへこむ。

が、しかし敢えてカラファテを目指せば、パンパに伸びる一本道は強烈な西風が吹き荒れ狂い、即効で後悔。
止せばヨカッタ…。
突風で路肩に飛ばされること6回。
必死です。

Esperanzaで走行を断念してホテルに避難すると満室だと断られ、ガソリンスタンドで尋ねると、ホテルはその一軒しかないと言われ、茫然自失の僕ら。
この強風で野宿かよ…。

探し当てたホテルは、窓が割れた部屋か、お湯の出ないシャワーかの二者択一。

本日の走行距離277.5mile(444km)