2008年03月01日(土)[鹿児島県人会館十三泊目]
二日酔いで、旦那は朝寝坊。
新婚旅行組みと卓球対決↓
オグ・マンディーノ『十二番目の天使』で、泣かされてしまった。
鹿児島県人会館の蔵書は悪くない。
一冊だけボクの装丁した本もあったし。
北朝鮮ものが多い。
オカさんの母校が舞台のDVD『パッチギ!』鑑賞。
井筒監督ものを初めて観た。
【本日のお食事】
朝→祐子ひとり何かを食った。義裕は寝てた
昼→サン・パウロは何故か“焼きそば”が美味い
夜→豚肉の味噌炒め
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二日酔いで、旦那は朝寝坊。
新婚旅行組みと卓球対決↓
オグ・マンディーノ『十二番目の天使』で、泣かされてしまった。
鹿児島県人会館の蔵書は悪くない。
一冊だけボクの装丁した本もあったし。
北朝鮮ものが多い。
オカさんの母校が舞台のDVD『パッチギ!』鑑賞。
井筒監督ものを初めて観た。
【本日のお食事】
朝→祐子ひとり何かを食った。義裕は寝てた
昼→サン・パウロは何故か“焼きそば”が美味い
夜→豚肉の味噌炒め
早朝5時半起床、NHK地球ラジオ『旅でござんす』の生出演6回目。
だんだん慣れてきました、生。
原稿がない方が、話しやすい気がするんだけど、どうでしょう。
しばし朝寝。
ペンション園田というか、農協のコンピュータルームに置き忘れた三脚を、美人パッカー、カンさんに届けてもらい、リベルタージの愛媛県人会館にて受け取る。
はじめ君、カンさん、ありがとう。
感謝してます。
お礼に食事をご馳走したかったけど、美人って誘いにくいんだこれが。
リベルタージの名物を思しきメロンキャンデー(R$3.5。高っ!)を食べて、バスのチケットを買いにバスターミナルTieteへ。
ブラジルで楽天を発見(よく見ると、右下の英語のスペルが違う)↓
過去の日記に“旅々、沈々。”のURL入れ。
投げ出したくなるほど、面倒だ。
DVD『バベル』
全裸の娘のメモには、何が書いてあったんだろう。
メキシコ人のベビーシッターがアメリカへ戻るときの国境の町テカテ、ここでボクらも越境したのだ。
こんなんでも役所広司は、ブラッド・ピットと共演したと自慢してるんだろうか。
ところで日本ロケって必要だったのだろうか。
矢吹晋『毛沢東と周恩来』
毛沢東の定めた農民軍の規律“女性の前で身体を洗わない”。
まったく中国人ときたら…
見られるってそんなに嬉しいのか。
この本、最後まで読めず残念だ。
【本日のお食事】
朝→なし
昼→ご飯と納豆。茄子+鹿児島県人会館からの頂き物のおにぎり、しそ
夜→夏の新作。豚の生姜焼きスパゲティ。好評とは言えない
12時半、憧れの(生涯に一度、街を創ってみたいという野望があるため、憧れてるんである。シムシティが好きだし)ブラジリア着。
長距離バスターミナルから、ローカルバスに乗り換え、この住所で降ろしてくれとメモを見せていたんだけど、あっという間に終点に着いてしまい、まぁそんなこともあるだろうと気を取り直して、インフォメーションで宿について尋ねるが要領を得ず、しかしめげず、いろんな人に助けられながら再びバスに乗る。
判然としないまま宿を尋ね歩く。
四軒目の宿に決め、荷物を置き、テレビ塔近辺を散策。
宿のネットが繋がらず不満。
飛行機じゃないと、街の全貌がわからんじゃん…。
DVD『陽気なギャングが地球をまわす』
観賞後、気分的に不完全燃焼なので、引き続き
DVD『ダイハード4』を観る。
二度目だけどこちらの方が面白い。
【本日のお食事】
朝→お弁当のおにぎり、唐揚げ、卵焼き
昼→マクドナルド
夜→スパゲティ
テレビ塔で街の地図をもらい、バスターミナルを抜け、遥か彼方の三権広場へ向かって歩く。
歩道は連続せずたびたび車道で分断され、歩きにくいし、その度車道を走り抜け非常に危険だ。
歩道を考慮しない都市計画は、嫌いだ。
白い半円形が飛び出したデザインの美術館の、外側に大きく張り出した車道について、
構造計算は大丈夫なのだろうかと気にしたりする。
オスカー・ニエマイエルによるカテドラル・メトロポリターナの中を見学し、出口でポルトガル語の立て札を一生懸命読めば、短パンは入場禁止とあった。
既に遅し。
官公庁街でフルーツサラダ(2R$)を食い、歩き続ける。
三権広場で一番目立つ国会議事堂に、設計したオスカー・ニエマイエルに質問。
なぜ左右のお椀(下院と上院の建物)の大きさが不揃いなんですかね。
簡単なデッサンだけ描いて、あとは弟子に任せたんじゃないのだろうかね。
机上のアイディアじゃないの。
大統領府では、各地のミス・ブラジルを一同に集めテレビ撮影中。
恐る恐る近づき(その少し前、守衛に笛を吹かれたので)、その美人度を精査にチェック。
どいつもこいつもほっそりとして、鼻筋よく、お目目ぱっちりで面白くない顔だ。
最高裁判所では、何か重要な裁判でもあるのか、テレビ局が集まっていた。
ガラス張りの外務省の木陰で一休みして、バスに乗り帰る。
巨大ショッピング・モールPatio Brasilで、義裕用の短パンを買う(R$69)。
年々ウエストサイズが大きなっているのが悩みだ。
引退する短パンの内側↓
今日も宿のネットが繋がらない。
DVD『コンスタンティン』つまらない。
【本日のお食事】
朝→宿の塩辛いパン
昼→ブラジルの人気チェーン店“ジラフ”の定食
夜→義裕はお茶漬け。祐子はふりかけ。そしてお味噌汁と梅干し。白いご飯に謎の粉を掛け、お湯を注いで食べる不気味な食事スタイルを他の宿泊者に見られたくないと思った
公園で昼寝して、大統領記念館へ歩く。
夜、カテドラルの夜景を撮影。
DVD『クラッシュ』まぁいろいろと考えることがあるような、ないような。
【本日のお食事】
朝→宿の美味しくないフルーツジュース
昼→ふりかけとごま塩と梅干しの弁当
夜→缶詰と焼きそばとご飯とスープ
おむすびを握って宿を後にし、バスターミナルからバスターミナルへハシゴして、昼飯を食い、サルバドール行きのバスに乗る。
22時間だ。たったの22時間の辛抱だ。
ちょっと眠って、祐子とおしゃべりすれば、ほらそこは、サルバドールだ。
し、しかし路面が悪くてゆ、揺れて、ね、眠れない。
し、しかも、ゆ、祐子と、わ、話題が、な、ない。
た、たいく、つだ。
さ、さむい…
【本日のお食事】
朝→平べったいバナナ
昼→バスターミナルの定食。安くて(4.5レアル)美味い
夜→おにぎり
11時、サルバドール着。
見渡せば黒人が多くて嬉しい。
奴隷の子孫ですね。
触ってみたい。
バスターミナルのインフォメーションで“青い家”の住所をメモを渡して行き方を尋ねるが、住所(ストリート名)じゃわからないって。
どうゆう事やね、住所じゃわからないって?
モグリ宿なので、宿名をパソコンで検索しても見つからず。
“なおやど”も同様。
“NHK地球ラジオ『旅でござんす』”の送稿。
日記。
祐子の体調が悪く(バス疲れだろう)、飯も食わずに寝てしまった。
ボクは一人で安食堂を求めて夜のサルバドールを彷徨い、地元の酔っぱらいに囲まれて1ヘアルのスープとパンを食う。
ここまで安くなくてもヨカッタんだけど…。
あまりにも寂しく貧しいサルバドール最初の夜。
青山圭秀『理性のゆらぎ』
サイ・ババは、ボクの事も知ってるのだろうか?
【本日のお食事】
朝→おにぎり
昼→セントロ近くの定食(ふたりで11レアル)
夜→祐子は食べずに寝る。義裕はスープとパン
祐子の体調は回復せず、終日寝てる。
本所次郎『カード詐欺団』
【本日のお食事】
朝→リンゴ
昼→スーパーの前のレストランで、ポルキロ弁当を持ち帰り、祐子へ与える
夜→義裕は屋台の牛串(2へアイス)。祐子へはエンパンナーダ(2ヘアイス)を買って帰る
祐子、今日も寝て過ごす。
ボクは、セー広場まで散歩。
テリー・ケイ『白い犬とワルツを』
【本日のお食事】
朝→リンゴ
昼→セー広場を通り過ぎた少し中華風のポルキロ弁当を持ち帰り
夜→親子丼を作るが、イマイチだった
祐子はベッドの中。
下川裕治『アジアの友人』
夜、祐子とペロウリーニョ広場の手前を左へ入って、屋台の串を食う。
【本日のお食事】
朝→リンゴ
昼→祐子は先日のエンパンナーダの残り。ボクはレストランでポルキロ
夜→屋台の牛串(4レアル)
祐子復活。
ジェズス広場からセー広場へ散歩。
夕方から再び散歩。
三脚を持ち歩いて夜景を撮るんだけど、用心用心。
屋台のアカラジェを食うが、たいして美味いもんでもなかった。
西村晃『「ヒットビジネス」の発想術』
他人を批難するのは簡単で、己を知ることこそが難しい
【本日のお食事】
朝→リンゴ
昼→やや中華風のポルキロのレストラン
夜→ジェズス広場近くのポルキロのレストラン
祐子の石を探して、誘われるままにかなり高級な宝石屋へ入ってしまった。
Jabooアクセサリ作品集→
ジェズス広場で動きの速いカポエイラを見学。
なかなか面白いではないですか。
越谷レディース推薦のアイスクリームを食べていたら、デビルスティックの少年に逢い、その短いスティックを見て、
ボクのポキン式スティックも短くしないと世界に通用しないと悟り、
宿へ戻り、スティックをのこぎりで切る。
スティックがずっしりと重くなり、ほとんどの技ができなくなってしまった。
それにしても少年のスティックはひどくボロボロだった。
明日、ボクの予備の棒をプレゼントしよう。
【本日のお食事】
朝→卵焼きとリンゴ
昼→珍しくコーンがあるポルキロのレストラン(ペロウニーニョ広場手前を左に入って、すぐ右折した先)
夜→カレーライス
今後の進路について悩んでます。
このあと大きなイベントが三つありまして、
ひとつはレンソイス・マラニャンセス国立公園、この世の物とは思えぬ白い砂漠と湖が点在しているそうで、ブラジル観光の目玉です。
二つ目は、落差世界一のエンジェル・フォール。
最後にギアナ高地のロライマ山です。
ついでにギアナ三国も制覇。
マナウスに寄って、アミーゴラウルにも逢いたいし。
ケーブルカーで下界へ降り、citibankへ。
どこかでドルを下ろせないのか。
デビルスティック少年に会えず。
夜、カポエイラを観にジェズス広場へ。
動きの遅いタイプのカポエイラは、素人のボクにはよくわかりませんでした。
Junpei君と宿前のBarでビールを飲んで、NISSANと毛沢東とチベットとインドと物流について語る。
宿の屋上で涼みながら、今後の石澤家の旅の方針と財政の心配と頓挫してる企画“ぐるぐるハウス”について。
【本日のお食事】
朝→卵焼きとリンゴ
昼→餅
夜→カレーライス
夜食→スパゲティ梅しそ
養老孟司『逆さメガネ』
共感できない箇所、多々。
午前中祐子は、ドミ部屋のベッドに腰掛け家計簿を入力し、ボクはベッドに寝転んで本を読みながら祐子の尻に敷かれながら寝る。
午後、デビルスティックの少年を探すが会えず(木の棒をプレゼントしたいのだ)。
トメ・ジ・ソウザ広場からラセルダ・エレベーターに乗って、大土産物市場であるメルカード・モデロへ足を延ばす。
二階のレストランでヨットが浮かぶトドス・オス・サントス湾を臨みながら涼み、バイーアの民族衣装を着た女性店員を撮影して2ヘアイス払い、
テラス下のしょぼい円形ステージのカポエイラを一瞬だけ眺める。
カポエイラの前で足を止めると、すぐにチップを請求されるのでウザイ。
ボクは出店のおじいさん(写真↓)からバイーアの伝統的デザインの帽子(7ヘアイス)を買うが、よくよく街を歩き観察すれば、誰もこんな帽子なんか冠っていない。
黒人の少女に何度も笑われた。
何かが間違っている。
22時頃、ジュズス広場とセー広場をうろつき火曜日の祭りを待つ。
しかし祭りはなかった…。
ベンチに座り娼婦だと思われる巨漢女性のお尻を眺めていたら、突然目の前で割り箸のような短い棒を振り上げて黒人同士の喧嘩が始まった。
警察官が拳銃を抜く。
割り箸にも拳銃ですか。
緊張が走る夜。
路上のBarでギターの弾き語りを聴き、ビールを飲む。
宿の屋上で涼みながら、今後の旅について祐子と相談する。
今年の8月以降は、カリブ海を攻めるのはどうだ。
【本日のお食事】
朝→卵焼きとリンゴ
昼→まだ残ってるおとといのカレー
夜→グリーンピースとトウモロコシと不味いウィンナーのスープスパゲティ
祐子は、指輪作りに精を出す。
ボクは、日記のアップに精根尽きる。
午前中、ものすごい豪雨が来た。
屋上に上がれば、すぐ前の海が見えず。
夜も豪雨あり。
雨は、宿のシャワーより強い水圧。
この日より毎日、スコールあり。
Yahooオークションで、Martinのバックパッカーを狙う。
とりあえず狙うだけ。
旅にギターが欲しい。
Windowsデザイナーに転向するために!
【疑問その一】コンパクト・プロで圧縮したデータは、Windowsで解凍できるのか?
バイーア地方の郷土料理を食べようと旧市街へ繰り出すが、日曜日だからかお休みで、勢い止まらず普通のレストランへ入ってしまい、無意味な出費をしてしまった。
無駄遣いは敵だっ!
それがなかなかわからないボクら。
【本日のお食事】
朝→ゆで卵と茄子の煮物とリンゴ
昼→祐子は餅。ボクはお茶漬け“スープ茶漬け 塩豚”
夜→普通のレストランで肉(56ヘアイス)
一輪車を抱えたミキオ君の路上ジャグリングを撮影しに、バスターミナル近辺までついて行く。
今日ボクらは、押し掛けカメラマンである。
ミキオ君は交差点ごとに信号の秒数を測り(車が止まっている時間が問題なのだ。まずはマーケティングから入るのとは、プロだ!)、最適な交差点を探して歩き回る。
60秒くらいが、彼の演舞にはいいそうだ。
一輪車は飾りだ。
彼は舞台を決めると、信号が変わる度に車道に踊り出、車の前で軽く挨拶をして(これがどうしてどうして爽やかだ)、ボールを廻し始める。
玉いぢりのテクニシャンだ。
ボクはそのミキオ君の周りをくるくるまわって撮影するのだ。
物珍しがって群がる路上商売の少年少女も友情出演で撮影し、
祐子は交差点脇の芝生で黒人の子供とずーっと語らってた。
それにしてもミキオ君のジャグリングはたいしたもんだ。
また演技後、帽子を差し出してお祝儀をねだる笑顔もいい。
この日は、7ヘアイスほど稼いでいた(過去最高の売り上げ。といっても今日でまだデビュー三日目)。
ちなみにバスの往復は、4.2ヘアイスかかる。
夏には“タビタビ、動画”の作品として編集したい。
今はWindowsが壊れているから出来ないのだ。
どうにもこうにも自炊が面倒で、ついつい外食に走ってしまう夜。
原因は、暑さなのか台所を這う蟻なのか。
スーパーの品揃えかもしれない。
ボクのハートに訴える物がない。
【本日のお食事】
朝→りんごと卵焼き
昼→スパゲティ
夜→ポルキロ
突然、ブラウザのsafariが立ち上がらなくなった。
ネットで原因と解決策を探すが、徒労に終わる。
Internet Explorerは、Webメールの送信に問題が多くて使いたくないのだ。
というか、あまり使えない。
ボクはそれでも仕事をしなくちゃならない。
祐子は洗濯。
昨夜のリベンジ。
バイーア地方の郷土料理バイキングに出かける。
正直な感想を申せば、のりさんが絶賛するほどの味ではなかった。
ボクにはムケカはイマイチだ。
ついに太鼓隊の踊りに出会う。
ついついCDを買ってしまった。
【本日のお食事】
朝→卵焼きとりんご
昼→スパゲティ
夜→バイーア地方の郷土料理のバイキング
ボクは暑いのに仕事。
感心だ。
祐子は、ネットで帰国用の格安航空券探し。
課題は、マナウスから成田だ。
ブラウザのsafariを諦め、FireFoxに乗り換える。
これがなかなか快適です。
怪我の功名なり。
【本日のお食事】
朝→寝坊したのでなし
昼→スパゲティと茄子の煮物とりんご
夜→ハンバーグ
夕方、旧市街を散歩。
以下の文章、イ短調↓
デビルスティック少年に会いたくて、ジェズス広場横の路地でアイスクリームを食べて待つ。
彼にボクのいらなくなったスティック用の木の棒をプレゼントするのだ。
早く彼の喜ぶ顔が見たいものだ。
やがて少年は姿を現したけど、教会の横手へ入ってしまった。
ボクはカメラを祐子に託し、小走りで少年を追いかけた。
教会の角を曲がった先で、少年は黒人の子供と言い争いをしていた。
その黒人の子供は、物もらいで、汚れた服を着た痩せこけた愛想のない目をした10歳くらいの子供だ。
何度も金をくれと言われたから、顔見知りだ。
二人の争いはだんだん激しくなり、というか黒人の子供がひつこくて、取っ組み合いが始まってしまった。
体格差で不利な黒人の子供は、スティック少年の商売道具を踏みつけて折り、スティックの破片を拾い彼に突き刺し始めた。
もともと貧弱なスティックだったので(だからボクは棒をプレゼントしたかったのだ)、身体に刺さるほど威力はないようだが、必要に脇腹の辺りに突き刺す。
何度も何度も。
きっとTシャツの中は、出血してるのだろうな。
対して少年は、黒人の背中に拳を振り下ろす。
こちらも何度も何度も。
ボクは呆然と立ち尽くし(周りの地元民も傍観してた)、やがて警官が間に立って事を収めるまで、見ているだけだった。
助けなくてごめんね。
少年は警官に何か言い放って、興奮を背中に背負ったまま歩き出した。
ボクは追いかけ少年の肩をたたき、木の棒を差し出した。
これを半分に切って、君のスティックにしろよ。
ありがとうと言ってくれたけど、握手をしてくれたけど、頭の中は先ほどの喧嘩の事でいっぱいいっぱいだったようだ。
立ち去る彼に向かって、
アミーゴ!
と声をかけて、彼の背中を景気よく叩き、
元気出せよっ!
ここは日本語。
大藪晴彦『名のない男』
桂枝雀『桂枝雀のらくご案内』
やがて自殺したんだと思えば、読むのも辛い。
【本日のお食事】
朝→りんごと茄子の煮物とパン
昼→食べない
夜→オムライス
遠くバーハ要塞まで、“9月7日通り”を延々と散歩。
革製品屋台村を左手に見て、商店街を抜け(今日は祭日だから一軒も開いてない! なんてこったぁっ!)、大西洋に面した高級マンション街を抜け、ヨットハーバーを抜け、海岸線は狭いけどそれでも奇麗なビーチに出る。
バーハ要塞近辺のビーチは、前日、宿の女の子が強盗に襲われて怪我した現場です。
こんなに暑い日にビーチを眺めても、ウォーって叫んで海に飛び込みたいと思わないのだから、ボクはビーチ好きじゃないんじゃないか。
帰りは白タク?(普通より少し安くて2ヘアイス)に乗って、セー広場へ帰る。
白タクを降りると、機関銃を構えた警官と銃を握った警官が、黒人の若者を職務質問してた。
ブラジルの警官は本気だ。
そんなささくれ立った街角でした。
祐子は、カリブ海周遊飛行機を探すが、見つからない。
本当にそんなのあるのかいな。
Hatenaに登録する。
【本日のお食事】
朝→パンと卵焼きとリンゴ
昼→マクドナルド(27ヘアイスもしてしまったっ! 反省っ!)
夜→昨夜の残りご飯とハンバーグ
荷物を抱えて宿をあとにすれば、豪雨。
軒下で見知らぬブラジル人と雨宿りするもヨシ。
17時のバスに乗り、ナタルへ向かう20時間。
退屈だ。
この日から辛い苦行に似た移動が始まる。
【本日のお食事】
朝→なし
昼→単価の高いポルキロ・レストラン(高いわりには美味しくなくて後悔する)
夜→バスの中なので、食べない
12時半、ナタル着。
くたくた…。
最終便のバスチケットを購入して、荷物をバスターミナルへ預け、ナタルご自慢のビーチへ観光。
ポル・キロが食べたくて楽しみにしてたレストラン“Minas(“歩き方”に掲載)”は閉店していて、微妙に違う名前のレストランに変わってた(残念なことにポル・キロはない)。
4ヘアイス(激高っ!!!)の缶コーラに虚脱し、ビーチで放心し、ネット屋は日本語が読めず。
バスターミナル(ここのゲーセンのネットは日本語が読める)へ戻り、5時間以上の暇、暇、暇。
祐子は読書『ローマ人の物語 ハンニバル戦記』。
ボクはポルトガル語の勉強。
退屈だ。
深夜23時59分のバスに乗り、フォルタレーザへ向かう。
爆睡。
【本日のお食事】
朝→なし
昼→海岸の妙に高いレストラン。缶コーラが4ヘアイス!!!!!
夜→なし
8時、フォルタレーザ着。
へとへと…。
飯からステーキ(牛肉定食)を食って、すぐに10時半のバスに乗り込み、次の町ジェリコアコアラへ向かう。
6時間30分の車中、退屈だ。
毎日狭いバスの中で、身体がしんどい。
14時頃、Jijocaでバスを4WDに乗り換えて舗装路を離れ、やがて海岸線の砂浜を走り(気持ちがいいんだこれがっ!)、冠水した道なき道を突っ走り(確かにバスじゃ走れないっ!)、これがドラマを盛り上げ、17時にジェリコアコアラ着。
あーやれやれ。
ネットのできる宿を探しているうちに、陽が暮れてしまった。
ベッドの上にごま油をコボしてしまい、胡麻臭い部屋にて候。
夜中、カエルが部屋の中をぐるぐる廻ってた。
宿のネットが繋がらず。
ネット接続が泊まる条件なのに!
【本日のお食事】
朝→バスターミナルのレストランにてステーキ定食
昼→なし
夜→ピザ
朝っぱらから、豪雨。
晴れてから海岸線を散歩するが、日陰が全然なくて日干しになりそうだ。
宿のハンモックで昼寝。
隣の部屋のコロンビア、メデジン生まれの新婚さんアメリカ人と談笑。
夜、ボクは体調悪し。
下痢。
ピザすら満足に食えず。
仕事。
宿のLAN接続に悪戦苦闘。
原因は、接続許可は一台だけの設定(宿のパソコンを切れば接続できた)らしい。
こういうネット関係は、祐子担当である。
【本日のお食事】
朝→宿の食事
昼→サンドイッチとハンバーガー
夜→ピザ(23.65ヘアイス)
今日も朝っぱらから、豪雨だ。
寝てる顔にぽたぽたと水滴が落ちて来て驚いた。
雨漏りだ。
それでも朝から仕事。
新婚カップル、ジェフリー(広告代理店Y&R。富士通の最新式ラップトップを持ってた!)とパウラを見送り、散歩。
ジェフリーが推薦してくれたビーチ沿いのレストランは、安くて美味くて、眺めも最高だ。
Sculptured Stone(アーチ状の大きな岩。しょぼい)まで片道一時間、海岸線を登ったり下ったりして歩く。
ロバと糞とトカゲと蟻の巣と砂と貝殻の堆積とサボテン。
誰もいない海岸線は心もとない。
ボクは、夕方から原因不明の腹痛。
食欲なし。
深夜、仕事。
【本日のお食事】
朝→宿の食事
昼→祐子はペンネ。ボクはステーキ定食
夜→祐子はエビ焼き。ボクはスパゲティ
汚れた服を洗濯に出すが(ブラジルの洗濯屋は高いっ! Tシャツ一枚60円。しょうがないパンツは自分で洗うか)、折からの雨で乾かず。
昨日のレストランのビーチチェアでくつろぎ、読書。
ボクは遠浅を泳ぐ。
祐子は泳げないので、歩くだけ。
夕焼けを眺めにDuneを登ろうと思ってたが、曇り空で断念。
ひつこいエドワード(観光客の霞を集めて食ってるような奴)のMangue Seco バギー&ボートツアー(【料金】バギー70ヘアイス/ボート25ヘアイス)を40ヘアイスにまけてくれたので、申し込む。
さぁ、明日の11時出発だ。
【本日のお食事】
朝→朝
昼→昨日のレストランで祐子はエビスパゲティ。ボクはステーキ定食
夜→ギターレストランで、エビスパゲティとサラダ(ふたりで一人前)。ミュージシャンへのチップが勝手に請求書に書かれてた。ちょっとだけ払う。ギターでは腹が満たされんぞっ!
ほぼ一日中、雨。
今日のツアーは雨のため中止。
そういえばツアーを斡旋したエドワードの彼女は、とろけるような美人だ。
フランス人だそうだ。
道売りの牡蛎を食ってみた。
身が小さいけど、安くて美味い。
Duneへ登る。
今日は波打ち際でサッカー、カポエラが盛んだった。
雨漏りがするので、部屋を替えてもらう。
新しい部屋は天井の瓦がむき出しで蚊がたくさんいるし、トイレにはドアがないしで悲しくなる。
後悔。
夕焼けは、曇り空で見れず。
今日も洗濯物が乾かない。
しかし明日から怒濤の移動開始だ!
あすかちゃんが絶賛するブラジルの穴場、アティンスへ行くのだ。
人生を変える秘境とは?
買い物に行くだけでも胸まで水に浸からなくてはならない、辺鄙な村とは?
【本日のお食事】
朝→宿の朝食
昼→得意のレストランでエビスパゲティ(ふたりで一人前)
夜→エビカレー(ふたりで一人前)
朝7時から4WDに乗り、大西洋岸をひたすら北上。
4WDは大地を駆け、水を跳ね、車ごと渡し船に乗り川を渡ること三回。
一回目の船↓
二回目の船↓
船は人が押していたりする。
最後の船は少しだけ立派だった↓
のどかな絶景。
カモシンという町でワンボックスカーに乗り換え、凡景を走り、バラナイーバという町でボンボロバスに乗り換え、変わらぬ凡景を眺め、Tutoiaという町で更にボンボロな4WDに乗り換え(本日四台目)、セカンドにギアが入らないこの車は、凸凹の砂の道を、深い水溜まりを息も絶え絶えに走り、ボクらを不安にしてくれた。
この日からしばらく、ブラジル人のシナイデ女史と行動を共にすることになる。
シナイデさん、28歳独身。
お手伝いさんがいるから、自分で洗濯をしないそうだ。
夕方遅くついたPaulino Nevesの町は、宿の前の広場に町中の若者が集まっていたんじゃないか。
土曜日だから皆、彼女を求め、彼を求め、とにかくうろうろするのだ。
そんな若者が、実にうっとうしい。
やがてわらわらと人々が一カ所に集まり、広場で大ビンゴ大会が始まってしまった。
真剣な顔が、実に微笑ましい。
ボクら三人はレストランの親父と、レストランの生け簀に毛虫を入れて、魚が食べるところを眺める。
【本日のお食事】
朝→なし
昼→バスターミナルで祐子はチーズパン。ボクはステーキ
夜→宿の前のレストランで、祐子はチキン。ボクはステーキ
9時、昨日よりマシな4WDで冠水した荒野を爆走。
時折、歩いて水溜まりの深さを測り、
「こりゃー深すぎて、車が沈んじゃいますわ。左に大きく迂回でもしますけね」
みたいな会話がポルトガル語であっただろうし、
蛇を見つけては殴り殺し、
「ヘビはね、家畜に悪さするからすかたないのよ」
みたいな言い訳をして、
立ち止まっては方向を変え、やがて波打ち際を爆走。
砂浜に黒い枯れ木が多いのは、その昔ここは森だったのだろうか。
と想像してみたりする。
このドライビング・コースは絶景。
終生忘れないであろう。
と、思いたい。
10時、船着き場の集落Cabure着。
“神”という名前のガラナジュース(MSGじゃあるまいし)。
雨のため、定期便の船が休み。
ボクらは雨のあがるのを気長に待ち、Atins(アティンス)へ小型ボートをチャーターして渡る。
Atins(アティンス)、あすかちゃんが絶賛する素晴らしき田舎、寒村。
ブラジルの新しき隠れた観光地。
上陸したボクら↓
さて30分ほどの短い船旅を終えてAtins(アティンス)へ上陸すれば、道、ほとんど冠水。
例えばこんな道↓
そしてこんな道。歩きたくない↓
高級宿Rancho do Buna(ここに泊まりたかった!)で町の概要を教えてもらい、ざぶざぶと川だか道だかわからない道を、安宿Pousada Dos Lencois Atins 別名Pedro Bruno目指して歩く。
えらいところへ来てしまった。
覚悟してたけど、この村にはネットがない。
ちなみにこの日、電話も不通。
【本日のお食事】
朝→宿の朝食
昼→宿の焼き魚定食。魚を焼くペドロ親父。彼はでべそか?↓
夜→食べないで寝た
【バス等】ジェリコアコアラ→アティンスの詳細は→
Cabureの宿、船の詳細は→
ボクらが泊まったアティンスの安宿の詳細は→
金があれば泊まりたかったアティンスの高級宿の詳細は→
去年NHKで放映されて一躍有名になった、雨期になると出現する湖群(水とともに魚が出現するのが、ここのウリだ。乾期の間は砂の中で眠ってるそうだ)とシーツのように白い砂漠、レンソイス・マラニャンセス国立公園へ向かって歩く。
ボクらの他に観光客がいないのだ↓
干涸びたヘビを発見。彼は死んでも鎌首をもたげているのだ↓
特徴のないLagoa Mauro(マウロ湖)で休憩。
泳ぐ。
野ぶたにバナナの皮を投げるシナイデ女史。
そういえば彼女は、バスの窓からでも食べカスを捨てる。
Canto do Atinsのたった一軒のレストランで、焼きエビの昼食。
ハンモックで昼寝(ブラジル人は昼寝が好きだ)。
帰路、冷たい豪雨に見舞われる。
黙々と行群。
【本日のお食事】
朝→宿の朝食(卵焼きをタピオカの白いもので包む)
昼→荒野の一軒家で、エビ定食
夜→宿の焼き魚定食。これが毎日食ってる魚の正体だ↓
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