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肉眼では遅いのだよ

 

2008年9月27日、早朝5時起きして、北米最東端のスピアー岬から日の出を撮影しました。
 
この太陽の下、ボクらから600キロ離れた深海に船が沈んでいます。
100年以上前の1912年4月のお話をひとつ...
 
  
ある客船が双眼鏡のロッカーの鍵を忘れて、イギリスのサウサンプトンからアメリカのニューヨークへ出航しました。
鍵を一個忘れただけで、1,500人以上が死んだ悲惨な実話です。
 
双眼鏡が使えないので肉眼で見張りをするんですが、それだと氷山がよく見えません。
発見が遅れます。
実際見張りが氷山を見つけるのですが、すでに回避が間に合わず、衝突。
船はあっけなく沈没してしまいました。
あのタイタニック号です。
 
運が悪い事に、船首なら4区画の破損までは沈まないのに...
 
 
5区画の破損...
 
運が悪い事に、すぐそばにいた貨物船の通信士は...
 
 
寝てました...
 
細野晴臣の祖父が乗っていたそうです。
タイタニック号の実質上のオーナーは、昨日、破綻したワシントン・ミューチュアル(WaMu)を買収したJPモルガン・チェースの"J・P・モーガン"です。
ご活躍です。
 
 
タイタニック号の沈没は、J・P・モーガンの陰謀説や(彼は直前にキャンセルしたから)、船長の急ぎすぎ(航海の最短時間記録を狙っていた)がありますが、ボクは"双眼鏡の鍵を忘れてしまった"説が好きです。
物事はすべからく単純なもんですよ、富さん。
 
 

2008年9月27日/カナダ/北米最東端のスピアー岬

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