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やはり、アウシュビッツ強制収容所/ポーランド


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前日の夜、アウシュビッツについて予習したら、ユダヤ人がドイツ軍によって腕章を義務づけられたこと、歩道を歩くなと殴られたこと、財産を制限されたこと、ゲットーへの引っ越しを強制されたこと、あげくには強制収容所へ送られたユダヤ人の辛く悲しい苦しみと怒りがべったりと頭に残って、心境はビクビクと怯え逃げ隠れていたピアニストを引きずって「アウシュビッツ強制収容所」へ出かけました。
 
知らなかったのですが、強制収容所は大きくわけて三つありました。
ボクらが泊まっているポーランド南部オシフィエンチム市にあるのが、「第一強制収容所」。
ドイツ軍がここを占領してアウシュビッツと呼んだので、通称「アウシュビッツ強制収容所」。
その近隣の村、ブジェジンカ村にある「第二強制収容所」。
ドイツ軍が村をビルケナウと呼んだので、別名「ビルケナウ強制収容所」。
行きませんでしたが、周辺の工場や施設をまとめて(ドイツの会社は、被収容者を働かせて儲けてました)、「第三強制収容所」です。
 
まず「アウシュビッツ強制収容所」の博物館見学が定石です、たぶん。
博物館横の売店で、「アウシュビッツ ビルケナウ 案内所」を90円くらいで買います。
これがないと、なにがなにやらわかりませんから。
博物館には日本人の公認ガイド中谷氏がいますが、どこで会えるのかさっぱりわからず、ガイドなしでまわります。
ボク的には、被収容者から集めた眼鏡の山とか、靴の山とか、鞄の山とか、7トン分の髪の毛とか、そういうものを写真に撮れば満腹ですが、館内は撮影禁止でした。
 
↓「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」と書かれた門の上の標語。
頭から三文字目の"B"の字が上下逆さまになっていて、これが被収容者のささやかな抵抗だったらしいのですが、ボクの写真には"B"の字が写っていません。構図に拘りすぎて、目的を忘れました。思いっきり失格です。
 
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不謹慎ですが、何故か心が惹かれる「人体実験」の現場
銃殺刑のための「死の壁」
↓これで自殺する被収容者が出た高圧電流が流れる鉄条網
 
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写真に撮りたかった、毒ガス「チクロンB」の缶の山、眼鏡の山、鞄の山、靴の山、義足の山、おびただしい髪の毛、クシやブラシ、歯ブラシの山
↓左右中心に撮影できなかった絞首刑台
 
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↓鉄棒に見えますが、これも絞首刑台です
 
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効率良く人を殺すガス施設
90cm角の超狭いスペースに4人も立たせる拷問「立ち牢」
むち打ちのための専用台
 
午後からは、隣村の「ビルケナウ強制収容所」へ移動しました。
ここはやたら広いです。
なんせ、東京ドーム約37個分ですから。
ゆっくりと散歩しました。
↓意外にのどかな風景です。
 
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↓トイレ。丸い穴が便器です。お尻は拭かないのでしょうか
 
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↓映画なんかでよく見る、強制収容所内まで延びる鉄道引込み線
 
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↓撤退するドイツ軍によって破壊されたガス室
 
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↓人間の灰を撒いた池
 
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32分で800名の処刑できたそうです。
 

〈写真〉2009年6月7日/アウシュビッツ強制収容所/ポーランド

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コメント(3)

役に立ちました*

ありがと。
そう言ってくれて、嬉しいです。
外は曇り空ですが、心は晴れました。

「戦場のピアニスト」が参考になるかな