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北極点までわずか1200キロ!/ロングイェールビーン/スピッツベルゲン島/スヴァールバル諸島/ノルウェー統治


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北極点までわずか1200キロに迫る、北極探検の玄関口にあたる町が、ロングイェールビーンです。
アイスランドより遥かに北、グリーンランドとどっこいのスヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にあります。
国際的には微妙な立ち位置で、スヴァールバル条約によりノルウェー統治下ですが、日本人がビザなしで滞在でき、商売もできます(極夜に来たコーイチロー隊員調べ)。
で、その商売の可能性を探るべく行って来ました。
 
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2005年7月のアラスカのプルドーベイ(デッドホース)が70度で、先週行ったノールカップが71度。
ここロングイェールビーンが、北緯78度。
一挙に更新しました。
これ以上北には、1000人以上の人が住む町がありません。最北の町になります。
人よりシロクマが多いです。
日が沈まない白夜と、日が昇らない極夜がそれぞれ4ヶ月ずつあります。
 
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町外れには上↑の標識が立ってて、銃の携帯が義務です。
猟銃を一週間借りると、玉が10発付いて70ユーロします。
シロクマも恐いけど、銃を持ち歩くのも恐く、手ぶらでこの先のキャンプ場へ歩いたりしてました。
 
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シロクマは年に二頭ほど、撃ち殺されるそうです。
ボクらがヒッチハイクした車に乗ってるとき、
「熊が殺された」
というニュースが運転手の携帯に入りました。
ちなみに携帯はバリバリOKです。
 
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カリブーよ、のんきに足の匂いなんか嗅いでると、シロクマに食われちゃうよ。
ぽろりと珍庫がぶら下がってます。
 
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キャンプ場は、風が容赦なく吹き付ける寂しい海岸にあります。
ボクらのテントです↓
 
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ペグが必要です。
ボクらは石を積みました。
 
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町の中心街です。
数軒のレストランと数軒の土産物屋とカフェ、銀行、郵便局、図書館(ここでネットしました。Wi-Fiが無料です)、美容室、スーパーがあります。
キャンプ場から片道4キロ、初日に歩いたら70分かかりました。
ボクら老夫婦には辛いので、もっぱらヒッチハイクしてました。
バスに乗ると片道750円。
バス代も辛い...
飛行機の送迎用のバスなので、一日二本くらいしかなく役に立ちません。
 
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ATV車に乗りました。
基本、炭坑跡地を走ります。
 
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↓犬ぞりの犬です。
写真を撮ってたら、何を勘違いしたのか隣りの犬と交尾を始めて、気恥ずかしくて息を潜めてしまいました。
どうしてボクが恥ずかしがらねばならぬのか。
 
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血が黒く固まったアザラシの干物です↓
誰が食べるのでしょうか。
メンドクサイのであえて質問はしませんでした。
 
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↑白夜の夜中の1時です。
ほとんど昼間と同じです。
寝る気になれませんでした。
 
入り江の対岸は、黒い山と白い大量の雪です。
 
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この島に上陸したオランダ人のウィレム・バレンツは、木が生えず雪と風だけの大地を前にして、喜んだのか絶望したのか。
 
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しばらくはイギリスとオランダの捕鯨基地になります。
そういえば、ここで会ったイギリス人の老人は昨夜クジラを食ったら美味かったと喜んでました。
でしょ。
 
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1890年からは、石炭の採掘が始まって人が定住します。
 
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島の南側は、暖流の影響で海は凍りません。
 
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冬の極夜、三ヶ月ほど住みたいと画策してます。
家賃4000クローネ(約60,000円)で安アパートを探してもらってます。
 
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この町を紹介してくれたコーイチロー隊員に感謝してます。
 
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〈写真〉2009年7月/ロングイェールビーン/スピッツベルゲン島/スヴァールバル諸島/ノルウェー領

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