10時出発。
とにかく暑いぞ。
首都サンティアゴを突き抜けて、一路南へ走ろう。
陽が沈む前に。
5号線は車多からず少なからず、路面悪からず、景色良からず、何よりも面白みなく、甚だしく退屈至極。
昼食は、鶏とジャガイモのスープとサラダ。
素朴な味で200円なり。
定食屋の親父たちが陽気に話しかけてくる。
が、さっぱりわからんかった。

投宿したら、うたた寝。
今晩の宿には、なんとビデがある。
南米もとうとうここまで都会になったかと感慨深いものあり。
夕食は、スーパーで買った骨付き豚肉をニンニクで焼く。
夕食後、Windowsの写真データをMac経由で外づけHD(Macフォーマット)に移動する。
2005年4月分だけで357項目889.6MBで一時間。
2005年10月分が492項目796MBで一時間半。
夜中まで、幸田文『木』を読みながら、NHKの執筆。
サントス君からもらった船戸与一『カナルヴァル戦記』を読み終える。
なかなか面白いじゃん。
一番面白いのは最後の解説で、『歴史の反転への希望』からの引用文が興味深い。
忘れないように、誰かにメールしておこう!
田中くんへ
船戸与一『歴史の反転への希望』から
その昔、北米大陸の先住民族を殺しその土地を奪っていったのは、農民たる植民者だったそうです。
アングロサクソン人は東海岸から西海岸到達まで二百年かかり、
南米は、イベリア半島から来たならず者が、あり余った精力を先住民族の殺戮と強姦に向けたそうです。
ひどいですね。
で、南米大陸の主要な拠点を征服するのにたったの二十年足らず。
性欲ってのはすごいもんだね。
強姦のし過ぎで、南米は混血だらけになったそうです。
ひどいもんだね。こりゃ。
で、南米大陸を三つに分類すると、
エクアドル、ペルー、ボリビアは、先住民族を抹殺しえなかった地域。
ラ・プラタ河流域のアルゼンチン、ウルグアイは、先住民族をほぼ完全に抹殺した地域。
強姦された女性が子供を産む暇もなかったので混血はなし。
特異なのは、黒人奴隷のいるブラジル。
エントラーダ、バンデイラという先住民族捕獲部隊を組織するも、すぐに逃亡するので諦め、
白人極貧層を契約奴隷にするもこれも逃げられる。
そんなこんなで、北米にならい黒人を奴隷にするようになって、エントラーダとバンデイラは殺戮部隊に変わっていったそうですわ。
で、結局殺戮。
なんにしろひどいもんですわ。
本日の走行距離225.1mile(360km)/総走行距離26,663mile(42,660.8km)