TYPEFACE


2009/07/17

第七回 映画バカ一代

どうも、小林です。

七回目を迎えた、映画から人生哲学を学ぶ企画「映画バカ一代」。
今回題材にする映画は、夏にふさわしく、
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」シリーズです。


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※書体がやけにPOP

1968年の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で
ゾンビ映画というジャンルを確立したといっても
過言ではないロメロおじいちゃんですが、
それ以降もひたすらホラー映画(とくにゾンビ)を撮り続けていまして、
彼の頭の中は一体どういう事になっているのかとても興味があります。

去年のブログでも少し触れましたが、
僕は子供の頃から幽霊系の話とかが大の苦手でして、
『バイオハザード』というゲームで心臓が止まりかけた覚えがあります。

しかし、最近お仕事させていただいた
「ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ 」という本を通して、
ホラー映画って面白いなぁとひしひしと実感致しました。
※メディアファクトリーさんより好評発売中です。興味がある方は是非!


そんな訳で、ゾンビでキュンとした事を二つ紹介。

◎其の一
ロメロおじいちゃんの『ランド・オブ・ザ・デッド』
という映画のワンシーンで、
町中に溢れたゾンビの注意を逸らすために、
打ち上げ花火を上げるんですね。
そしたら、町中のゾンビが、ボーッと空を見上げてみんな花火に夢中!
ゾンビのおどろおどろしい顔には、
花火の色鮮やかな光がパーッと写るんです。
あ〜、胸キュン。

◎其の二
とあるミュージシャンのプロモーションビデオから抜粋。
内容は、バンドのメンバーが自分達でゾンビ映画を作る、
って感じなんですが、
最後の方で実際に撮った映像が流れます。
映画の最後で、ゾンビがヒロインの女の子を襲おうとするんですが、
なぜか寸での所でゾンビは襲うのを辞めてしまいます。
さらには、「逃げないさい」って感じで
ヒロインにジェスチャーするんですが、
ゾンビはなぜだか寂しそう。
そう,ゾンビは女の子に恋してしまったんですね〜。
それに気づいた女の子は、ゾンビに寄り添って良い感じの雰囲気に!
そしたら女の子が「食べていいよ」と
頭を差し出します(アンパンマンみたい!)。
ためらうゾンビですが、女の子の頭をかじると、
女の子もゾンビになって一件落着。
二人でフラフラ歩きながら永遠の愛を誓います(死にませんからね)。
あ〜、胸キュン。


ゾンビって奥が深いんですね〜。
でも、実際こんなのが襲ってきたら真っ先に気を失う自信があります。

今回この映画で学んだ哲学は、

「ギャップがある方がキュンとくる。」


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※最近、部屋の外にトカゲ君が遊びにきます。
みんなに話すと気持ち悪がられますが、とってもキュート☆


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