2013/10/31
百鬼夜行
お疲れさまです、小林祐司です。
EXILEのメンバーで顔と名前が一致するのはネスミスだけです
今日(更新日)は10月31日ということで、ハロウィンでございます。
天の邪鬼の僕としては、
世間のハロウィンの浸透ぶりについていけないのが本心なのですが、
日本のお化け=妖怪はちょっと興味があるなと思い、
興味本位でチェックしてみたんです。
そうしましたら、
ホラーといったらゾンビ派の僕にも
ちょっとだけ気になった妖怪が何名かいたので
少しでも皆様の参考になればとおもい下記にまとめました。
【臼負い婆(うすおいばば)】
海の底から浮かび上がり、
周囲の人々を見回すと、海の底へと消える謎の妖怪です。
何がしたいのか、なぜ臼を背負う必要があるのか、
現代の僕たちには皆目検討もつきませんが、
なんでも意味を求めたがるのは現代人の悪い癖かもしれません。
きっと色んな出来事がこのばあさんの人生にはあったのでしょう。
臼を背負うことで癒される傷もあるのです。
そっとしておきましょう。
【いそがし】
人間がこの妖怪に憑依されると、やたらに落ち着きがなくなるそうです。
しかし不快な気分ではなく、
忙しく動き回ることでなぜか安心感に浸ることができ、
逆におとなしくしていると、
何か悪さをしているような気持ちになってしまうらしいのです。
現代の日本人の多くはこの妖怪に憑依されているのかもしれませんね。
【山童(やまわろ)】
なんと、川からあがって山に入った河童が変化した妖怪らしいです。
河童と同じく相撲好きで、山仕事を手伝ってくれたりするそうですが、
たまに人の弁当を奪い、人の家に勝手にあがりこんで風呂を使うそうです。
しかもあがった後の風呂には脂がべっとりついているそうです。
ひー、なんてやつだ。
ところでこいつ、草を両手にもって何をしているんでしょうか。
30分程考えてみた結果、
マツケンサンバを踊っているようにしか見えなくなりました。
【足長手長(あしながてなが)】
足長人(あしながじん)と手長人(てながじん)の二匹の妖怪です。
二人で一人前です。
ご覧下さい二人の友情を。
それぞれの短所を互いの長所で補い、必死に行きて行く様を。
どちらが欠けてもダメでしょう。二人はいつだって一緒なんです。
そんな二人の生き方に、僕ら現代人は何を思うのでしょうか。
やれ詰め込み教育だ、ゆとり教育だと時代時代で翻弄される我々ですが、
そもそも完璧な人間なんて存在しないんです。
それはなぜか?
人間だもの。
実に深い妖怪です。あ、こいつ人間じゃないや。
それにしても耳の後ろに生えているエラみたいなのが非常に気になります。
【送り犬(おくりいぬ)】
夜中に山道を歩くと後ろからぴたりとついてくる犬の妖怪らしいです。
何かの拍子で転んでしまうとたちまち食い殺されちゃうみたいですが、
転んだ時に「どっこいしょ」「しんどいわ」といって座ったように見せると
襲ってこないそうです。ふん、所詮頭脳は犬ころですな。
ですが一説によると、声をかけると家まで送り届けてくれたり、
草履の片方をあげると喜んで帰って行くそうです。
あれ、それって単なる犬なんじゃないのかな、と一瞬思いましたが、
あまりにガリガリなのでなんだか可哀想になりました。
【白うかり(しろうかり)】
江戸で主に見られた妖怪らしいです。
江戸にやって来たばかりの若い侍によく取り憑くらしく、
この妖怪に取り憑かれると常にぼんやりとした状態になり
動くことも食べることもできなくなるそうです。
あれ、もしかして単なるホームシックなんじゃないのかな、と思いましたが、
そんな野暮な事はひとまず置いておきましょう。
それにしても、見た目はなんだかムーミンに出てきそうなキャラですが、
両脇からはみ出る脇毛に北欧にはない日本人のセンスを感じました。
以上です。
ブログが前回と同じような内容なのは、
決してブログを書くのが面倒だからというわけではありません。
次回は森田が11月7日頃に更新いたします。