2014/01/09
免許の更新
あけましておめでとうございます!
2014年トップバッターの二ノ宮です。
お正月の最終日
自動車免許の更新に行ってきたのですが
免許センターで、自分たちの仕事にもつながる
ちょっと考えさせられる出来事がありました。
免許センターは年始は5日から開始ということで
事前に更新のお知らせハガキにも書いてあったのですが
やはり大混雑で場内はかなり混乱ぎみでした。
エントランスを入って
いたるところに長蛇の列。
年季の入った建物で暗い雰囲気の免許センターで
ただでさえドキドキしているなか
まず受付がどこだかわからない……!
整理係をしている職員さんが
「免許更新の方はこちらへ〜」と呼びかけているのですが
でも、これが非常にわかりづらい
「ここ免許センターなんだから全員が免許更新の方じゃん!」
「もしかして講習がおわって最後に交付してもらえる受付なのかな…」
と考えすぎてしまったり、更新のステップの中の何の列かを知りたいのに…と
非常に不安になりました。
その後も他のところから
「証紙を先に購入してから並んでくださいー」と聞こえてきて
え! 先に買わないといけなかったの!? もう20分も並んでるんですけど!?
と冷や汗をかいたり…実際には他の列の方への呼びかけでしたが……
はじめて行った僕には、もしかして…もしかして…と
非常に不安にさせるものでした。
たとえば、
「最初の受付はこちらです〜」とか
「視力検査を受けるには証紙を先に購入してから並んでくださいー」とか
明確にしてもらえたらわかりやかったのになー
誰に対して伝えたいのか?
何を伝えたいのか?
それが抜けちゃっていたのではないかと思います。
なかなか、自分も人に説明するときとか、
見えなくなってしまうことがありますが……
でもまぁ、別の見方をすれば、
うす暗い雰囲気や職員の方のぶっきらぼうな態度は
自動車の運転という人の命を奪ってしまうかもしれないものなので
緊張感を持たせる役割として意図されたデザインかもしれませんが……
年初め
免許センターにて改めてデザインを考えさせられました。
自分がデザインする上でも
ターゲットにちゃんと届くものになっているのか?
こちらが伝えたい情報がターゲットが知りたい情報とイコールになっているのか?
たとえば、ある商品の新機能をアピ−ルポイントとして考えていても
それは本当にターゲットが嬉しくなるものなのか?
そういうところを考えて見極めて
デザインしないといけないなと思います。
空虚なアピ−ルにならないように伝わるデザインを目指して
今年も楽しく、過激に、大胆にデザインさせていただきます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!!!
次回は1月16日頃、ゆうしこばやしが更新いたします。
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