2014/02/13
昨日見たテレビの話
にのみやです
昨日見たテレビの話をしてもいいですか?
ちょっと印象に残ったもので
(番組名忘れてしまったのですが……)
内容は
いろいろな企業の企画会議に
草野仁が助っ人(司会者)として出向き、
会議をスムーズにまわせるか?…というもので、
109に店舗を置くランジェリーブランドのPR企画会議や、
小学女子向けのファッション誌の誌面の企画会議といった
草野さんのイメージからはかけ離れた世界での会議なのですが
そこは、さすがの草野さん!
完全なるアウェイな空気の中、
見事な切り返しで、アイデアにつながる話題へ誘導していきます!
さすがだなぁ、プロの仕事だなぁ…と
草野さんのすごさを味わう番組だったんですが
本筋と違うポイントでまた凄かったんです。
小学女子向けのファッション誌の会議には
現役のモデルの女の子(14歳)が会議に同席していて
編集長は、なんとその子にも誌面のアイデアを求めるんです!
そして、その子も自分なりのこだわりやアイデアをもっていて
編集長と意見がぶつかったり…
14歳!?
すごいなぁ
僕が14歳のころは、
ファミコンしかしてなかったなー…
14歳にして社会で戦っているんだなぁ…
衝撃でもあり
でも、ちょっと複雑な気持ちにもなったんですが
途中、編集長のアイデアが腑に落ちないモデルの子に対して
草野さんが
「会議の前に○○さん(モデルの女の子)についてリサーチしたのですが、
読者にとって、すごい憧れの存在なんだなということを知りました。
なので、○○さんをより近くに感じられるものにしたらどうでしょうか?」
と、女の子に水をむけると
女の子も
「そしたら、私がタイトルとか手書きにしようかな? その方が身近に感じてもらえるかも」
と言うんです。
これが一番驚きました。
女の子の問題への解決策が
ちゃんとデザインの考え方になっていて(アイデアの善し悪しは置いておいて)
女の子はそれがデザインだという自覚はおそらくないと思いますが
だからこそ、自然と読者の気持ちにたって考えられたんだと思います。
こういった考え方はデザイナーの仕事だと思っていますが
学生の頃やデザイナーになりたての頃は
どんなビジュアルにするかが先行してしまい、
格好だけ整えたデザインになってしまっていました。
でも本来は
ターゲットがどんな気持ちでいるのかを考えたり
デザインの意図をしっかり考えるといった
形にするまえの作業“コンセプト”がとても重要なんです。
こうして書いてみると
たいした話でもなく
あたりまえだろって言われそうなんですが…
デザイナーって最終的にはビジュアルに昇華させる作業があるので
“形にするところ”そこばかりに気持ちを奪われてしまったり
逆にそういった面だけを求められてしまったりすることがあるんです。
結局デザインの話なんですが(笑)
そして、何が言いたいのかよくわからなくなってきましたが…
今後も中身のある、
必然性のあるグッドデザインを全身全霊込めてつくっていきますので
今後ともなにとぞよろしくお願いいたします!!
…あれ、抱負になっちゃった
先日つくったステーキ!(意味なし画像)
次回は2/20ごろ、もりもりもりたさんが更新します!
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